ざーやんのマンション暮らし

ざーやんの横顔

  団塊世代の「ざーやん」です。近年、新築マンションの性能や居住性が著しく向上していますが、これに伴い、高経年マンションでは性能・居住性が陳腐化しているため資産価値が低下していると言われています。
 筆者は、高経年マンションで暮らしていますが、性能・居住性の陳腐化を痛切に感じています。専有部分である住戸内の居住性能は、区分所有者の努力で維持・向上できますが、共用部分は、管理の責務がある管理組合に専門的知識をもつ人材が少なく、改修資金も潤沢とは言えず、組合員の合意形成が困難なためか、玄関扉や窓サッシなどの計画修繕が立ち遅れ性能・居住性の陳腐化が進んでいます。
 なぜ、共用部分の性能・居住性の陳腐化が進むのか。団塊世代の「ざーやん」は、地方行政で財務やCM方式の検討などを経験、浅学菲才ながら、これまでの知識と経験を踏まえて、その原因を探り、マンション再生の一助となればと願っています。